「通信サービスを2時間以内に停止させてもらう」生音声収録 総務省の総合通信局かたった電話で坂井市20代男性が100万円詐欺被害

総務省の総合通信局をかたった電話で、坂井市の20代の男性が現金100万円をだまし取られました。同じような手口の電話が記者の留守番電話にも残されていました。 ■実際の音声 「総務省の総合通信局です お客様の通信サービスを2時間以内に停止させていただきます」 28日に、FBCの記者のスマートフォンに残されていた留守番電話の音声です。特殊詐欺の電話だったとみられます。 警察によりますと、今月27日、これと似た電話を受けた坂井市内の20代の男性が、指定された口座に、2回にわたり合わせて100万円を振り込みだまし取られました。 男性は音声ガイダンスに従って携帯電話の操作を進めたところ、関東総合通信局をかたる男から「あなたの携帯番号から、迷惑メールが送られたと通報があった」と言われたということです。 その後、電話口の相手が警察官をかたる男に変わり、「事件の捜査であなたのクレジットカードが出てきた 逮捕状が出る可能性がある 逮捕を免れるためには、保釈金が必要」などと言われ、指示に従って金を振り込んでしまったということです。 警察が特殊詐欺事件として捜査しています。 *今年3月末までの特殊詐欺の被害額7309万円で、前の年の同時期と比べ2271万円増加

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