拘留されてから4か月後、ノルウェー皇太子の義理の息子が新たな女性から強姦容疑で告発された。 ノルウェー王室に関わるニュースが届いた。ノルウェーで2番目の発行数を誇る新聞『Aftenposten(アフテンポステン)』によると、ノルウェーのホーコン王太子の義理の息子であるマリウス・ボルグ・ホイビーが、新たな女性から性的暴行の告発を受けた。この女性は警察により「複数回」事情聴取を受けたという。今回の疑惑は、「性的行為を伴わない暴行」に該当するとされており、昨年11月の逮捕直前に発生したものと報じられている。「私は20代の女性の国選弁護人に任命されたことをお伝えします。それ以上のコメントは差し控えます」と、弁護士のジョン・クリスチャン・エルデンは声明を発表した。一方、ノルウェーのテレビ局「TV 2」は、この疑惑の事件がオスロ市内のホテルで発生し、被害者が今年2月に告訴したと伝えている。 この報道が出たのは、マリウス・ボルグ・ホイビーが友人とともにコペンハーゲンでパーティーを楽しむ姿が目撃され、まるで何事もなかったかのように生活を続けようとしていると見られたタイミングだった。ノルウェーのメッテ=マリット王太子妃の長男であり、彼女がホーコン王太子と結婚する前の関係で誕生したマリウスは、コペンハーゲンの五つ星ホテルに滞在した後、市内の高級ナイトクラブへと向かったという。デンマークの雑誌「Se og Hør」によれば、マリウス・ボルグ・ホイビーは、ノルウェーの首都オスロにある彼のお気に入りのクラブへの出入りを禁止されているという。さらに、オスロのセレブたちに人気のレストランのひとつ「ミカエルズ」でも入店を拒否されたという。 ノルウェー国内での注目を避けるため、28歳の若者はブロンドをダークカラーに染め、サングラスで目を隠していた。しかし、見た目を変えてもデンマークのゴシップメディアには見つかってしまった。