2024年8月以降、首都圏で相次いで発生している、闇バイトを通じた強盗事件を受け、鹿児島市のホームセンターでは防犯グッズの売れ行きや問い合わせが増加しているといいます。 予期せぬ犯罪から身を守るためどんなグッズがあるのか取材しました。 2024年8月以降、首都圏で相次ぐ強盗事件。 闇バイトの関連が疑われ、これまでに29人が逮捕されました。 死者やけが人が出る事件もある中、住宅の窓ガラスを割って家に侵入するケースが目立ちます。 鹿児島市のこちらのホームセンターでは、事件の報道を受け、防犯グッズの売れ行きや問い合わせが増えているそうです。 窓ガラスのフィルムや窓の鍵を二重にする補助錠などは、2023年の同じ時期と比べ、売り上げが約5倍に増えたということです。 ホームセンターきたやま DIYアドバイザー・喜多栄次さん 「ハンマーで外から割ったとしても飛び散らない。さらにたたいても砕けない」 また防犯カメラと、人が通っただけで明かりがつくセンサーライトも人気で売り上げが上がっているそうです。 さらにこんな商品もー 轟木康陽記者 「こちら普通の砂利を踏んだときの音で、一方、こちらが防犯砂利を踏んだときの音です。普通の砂利と比較して「ジャリジャリ」と大きな音が響くことが特徴となっています」 この防犯砂利は家の敷地内にまくことで、足音で不審者の侵入に気づきやすくなるという効果があるということです。 店には一連の事件を受けて、防犯グッズを買いに来た人の姿もありました。 来店客 「最近、関東の方が物騒なので、普通の窓ガラスだったら簡単に割れる。強盗は強引に入ってしまうから対策をできるだけしようと思う」 ホームセンターきたやま・京田賢一副店長 「防犯の方はお客様の意識が高まっていて、問い合わせも普段の2、3倍増えている。まずは抑止効果を発揮するのが一番大事」