兵庫県加古川市で2007年、小学2年の女児が胸などを刺され殺害された事件で、警察は被告の供述などをもとに、去年1月から瀬戸内海で行っていた凶器の捜索を終えました。 勝田州彦被告(46)は2007年、加古川市で小学2年の女の子の胸などを刺して殺害した罪に問われています。 捜査関係者によりますと、勝田被告は、逮捕前の任意の取り調べに対し、凶器の刃物を「海に捨てた」などと供述していて、警察は今年1月から播磨町の海で凶器を捜索していましたが、4月30日に捜索を終えたということです。 捜索で複数の刃物がみつかったということですが、事件との関連性はわかっておらず、警察は慎重に調べています。 勝田被告は、2006年にたつの市で小学4年の女の子の胸などを刺して殺害しようとした罪にも問われています。警察はこの事件についても姫路市の海で凶器を捜索し、今年に2月に終了したということです。