小学生7人を車でひく殺人未遂容疑で逮捕の男、事件2日前に車借りる 男の父「大阪に土地鑑なかった」保護者は「怖い、防ぎようない」

1日、大阪市西成区で、下校中の小学生7人が車にひかれ、運転していた男が殺人未遂の疑いで逮捕された事件で、男が事件の2日前に車を借りていたことがわかりました。 (取材・報告:属ちひろ) ◆◆◆◆◆ 事件があったのは小学校の正門の目の前にあるこちらの道路です。 道幅は車1台が通るのがやっとというほどでして、後ろから逃げる間もなく車が突っ込んできたかと思うと非常に恐ろしく感じます。 この日も昨日事件があったのとほぼ同じ時刻、午後1時半頃から子どもたちが下校を始めていまして、迎えに来る保護者の姿も多く見られました。また、警戒を行う警察官の姿もありました 保護者 「怖いですよね、防ぎようもないだろうし。付き添いしかもうできないし、(子どもが)来てという限りは行かないと」 殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された東京都東村山市の矢沢勇希容疑者は、1日、この小学校の目の前で児童7人を車で引いて殺害しようとした疑いが持たれています。このうち2人が骨を折るなどの重傷、他の5人が軽傷だということです。 警察の調べに対し、「全てが嫌になったから人を殺そうとした」などと話しているという矢沢容疑者ですが、きょう新たに、乗っていたレンタカーは、事件の2日前の火曜日「昭和の日」に、新大阪駅前の店で借りていたことが分かりました。 また、矢沢容疑者の父親の話では、大阪に土地鑑はなかったということで、矢沢容疑者がなぜ大阪に来たのか、そして車を借りてからの2日間何をしていたのかなど警察は詳しく調べています。

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