逮捕のきっかけは「緊急通報装置」でした。 傷害容疑で逮捕された会社員・山口貴海容疑者（21）は5日正午過ぎ、熊本・益城町（ましきまち）にある会社の更衣室で、この会社で働く女性の右腕を刃物で切りつけ、全治2週間のけがをさせた疑いが持たれています。 2人は高校時代の同級生で、女性は4月27日に山口容疑者とのトラブルについて警察に相談。 警察は山口容疑者に口頭で警告するとともに、女性に「緊急通報装置」を貸し出していて、5日はこの装置から通報があり、警察が現場に駆けつけました。 山口容疑者は、「交際のことでもめていて、女性にイライラした」と容疑を認めていますが、女性は「山口容疑者と交際していない」と話しています。