今年3月7日、北九州市八幡西区にある三菱ケミカルの工場の倉庫に放火したとして、グループ会社の社員の男が逮捕されました。 男は「火をつけたのは間違いないが、工場を燃やそうとは考えていません」などと話し、容疑を一部否認しています。 非現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、北九州市八幡西区の会社員、西田圭佑容疑者（29）です。 西田容疑者は今年3月7日午後7時半ごろ八幡西区黒崎城石にある三菱ケミカルの半導体製造工場の倉庫に、火をつけた疑いが持たれています。 この火事により床や壁など約400平方メートルが焼損しましたが、工場内に人はおらずけが人はいませんでした。 警察が防犯カメラの映像を調べるなどした結果、西田容疑者の関与が浮上したということです。 取り調べに対し西田容疑者は「段ボール箱に火をつけたのは間違いないが、工場を燃やそうとは考えていません」などと話し、容疑を一部否認しています。 警察が火をつけた動機などを詳しく調べています。