ことし6月、北海道石狩市で、複数の車でドリフト走行などを繰り返して交通に危険を生じさせたなどとして、男4人が逮捕されました。 道路交通法違反で逮捕されたのは、札幌市白石区の21歳のアルバイト従業員の男、石狩市の42歳のアルバイト従業員の男、千歳市の24歳の会社員の男、それに千歳市の19歳の会社員の男のあわせて4人です。 4人は、6月30日午前1時前、石狩市新港南3丁目で共謀の上、複数の車で連なってドリフト走行を繰り返し、交通に危険を生じさせた疑いが持たれています。 このうち2人は、ナンバープレートを取り外した状態で走行したとして道路運送車両法違反の疑いでも逮捕されました。 警察によりますと、石狩市新港では、かねてからドリフト走行するために多くの車や人が集まるようになっていて、近隣住民などから、騒音などに対する苦情や通報が相次いでいました。 警察が取り締まりをし、犯行のようすを撮影するなどして裏付け捜査を行い、22日までに4人を逮捕しました。 警察の調べに対し、21歳のアルバイト従業員の男は「仲間と一緒にドリフト走行していたことは間違いありません」、42歳のアルバイト従業員の男は「知らない人と一緒になって蛇行運転やドリフトしたのは間違いありません」などと話し、4人ともおおむね容疑を認めているということです。