5月8日に東京・立川市の小学校に男2人が侵入し、教員や校長など5人を殴ったなどとして現行犯逮捕された事件について、立川市の酒井大史市長は12日に行われた市の教育委員会との会議の冒頭で事件について触れ「学校の安全が脅かされ、強い憤りを感じる」と述べました。 会議では当時の状況について説明がされたほか、今後の対策について意見交換が行われました。この中で酒井市長は「市としても重く受け止めている。まずは当該事件を目の当たりにした子どもたちの心のケアを早急に取り組まなくてはならない課題と思う」と述べました。 市の教育委員会は児童間のトラブルが背景にあるとみて、事実確認の把握に努めるとともに、12日までとなっていた学校への心理士の派遣期間を延長して、児童の心のケアを行っていくとしています。