福岡市の消防士(34)を現行犯逮捕 博多駅で専門学校生(18)の顎を殴った疑い

JR博多駅で専門学校生の顎を殴ったとして、福岡市消防局の職員の男が14日、現行犯逮捕されました。 暴行の疑いで逮捕されたのは、福岡市消防局の西消防署に所属する消防士長・鎌田拓也(かまだ・たくや)容疑者(34)です。 鎌田容疑者は14日午後3時すぎ、福岡市博多区にあるJR博多駅の筑紫口付近で、専門学校の男子生徒(18)の顎を拳で殴った疑いが持たれています。 警察によりますと、鎌田容疑者は博多駅の中央改札口近くで男子生徒と一緒にいた女子生徒の腕をつかんだ後、走って逃走。 後を追った男子生徒に追いつかれた時に殴ったとみられています。 鎌田容疑者はその後も駅の外へ走って逃げましたが、居合わせた会社員(43)が足を引っかけて転倒させ、身柄を取り押さえたということです。 取り調べに対し鎌田容疑者は、「相手を殴るつもりはなかった。振り払っていたら当たった」と容疑を否認しています。 逮捕を受け、福岡市消防局の牧田哲治(まきた・てつじ)局長は、「市民の皆様に深くお詫びするとともに、早急に事実関係を把握し厳正に対処する」とのコメントを発表しました。

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