福井市内の病院で指定薬物を所持したとして鯖江警察署は8日、33歳の会社員の男を逮捕しました。男は「合法的なものだと思っていた」と容疑を否認しています。 医薬品医療機器法違反の容疑で逮捕されたのは、鯖江市平井町の会社員・井藤拓也容疑者(33)です。 警察によりますと、井藤容疑者は2024年8月14日、福井市内の病院において、法律上所持などが禁止されている指定薬物(危険ドラッグ)を含む液体約0.4グラムを所持した疑いが持たれています。 調べに対し井藤容疑者は「合法的なものだと思っていた」と容疑を否認しています。 警察の調べによりますと、井藤容疑者は同日、危険ドラッグと思われる液体を専用の器具で吸入したところ体調が悪くなり、福井市内の病院に救急搬送されました。様子を不審に思った医療関係者が警察に通報し、井藤容疑者が所持していた液体を警察が調べたところ、指定薬物が含まれていることが判明しました。 警察が入手経路や余罪について調べを進めています。