李相日監督最新作「国宝」の公開を記念し、ラグジュアリーな環境で映画を楽しめる109シネマズプレミアム新宿で、5月30日から6月5日の1週間限定で、李監督の過去作「怒り」と「悪人」を上映する「李相日監督 特別上映会」の実施が決定した。 「悪人」は35ミリフィルムでの上映となっており、「怒り」は極限までリアルな音を追求した109シネマズプレミアム新宿の音響システム「SAION -SR EDITION-」を監修した故・坂本龍一さんが音楽を担当しているなど、109シネマズプレミアム新宿だからこその映画体験ができそうだ。 人気作家・吉田修一氏の最高傑作と呼び声の高い「国宝」は、吉田氏自身が3年間にわたり歌舞伎の黒衣をまとい、楽屋に入った経験を血肉にして書き上げた渾身の作品。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄の50年を描く。喜久雄を演じる吉沢亮のほか、横浜流星、渡辺謙、高畑充希、寺島しのぶ、田中泯、森七菜、見上愛、永瀬正敏、宮澤エマ、黒川想矢、越山敬達、三浦貴大、嶋田久作らが共演。6月6日から全国公開される。 【「李相日監督 特別上映会」概要】 ◆日時 2025年5月30日(金)~6月5日(木) 1週間限定 ◆上映作品 「怒り」(上映時間:2時間22分) 「悪人」(上映時間:2時間19分) ◆料金 通常料金での案内 CLASS S:6500円(シネマポイント会員 6000円) CLASS A:4500円(シネマポイント会員 4000円) ※2周年記念平日500円割引適用 ※上映開始の1時間前からメインラウンジ利用可能 ※チケット金額にウェルカムコンセッション(ソフトドリンク・ポップコーン)サービス料金を含む ※CLASS S の方は鑑賞後にプレミアムラウンジ「OVERTURE」を利用可能 ◆販売スケジュール 各上映日の3日前0:00から109シネマズプレミアム新宿公式サイト(https://109cinemas.net/premiumshinjuku/)で販売開始 【上映作品概要】 ■「怒り」 吉田修一の原作を映画化した「悪人」で国内外で高い評価を得た李相日監督が、再び吉田原作の小説を映画化した群像ミステリードラマ。名実ともに日本を代表する名優・渡辺謙を主演に、森山未來、松山ケンイチ、広瀬すず、綾野剛、宮崎あおい、妻夫木聡と日本映画界トップクラスの俳優たちが共演。犯人未逮捕の殺人事件から1年後、千葉、東京、沖縄という3つの場所に、それぞれ前歴不詳の男が現れたことから巻き起こるドラマを描いた。東京・八王子で起こった残忍な殺人事件。犯人は現場に「怒」という血文字を残し、顔を整形してどこかへ逃亡した。それから1年後、千葉の漁港で暮らす洋平と娘の愛子の前に田代という青年が現れ、東京で大手企業に勤める優馬は街で直人という青年と知り合い、親の事情で沖縄に転校してきた女子高生・泉は、無人島で田中という男と遭遇するが……。 ■「悪人」 芥川賞作家・吉田修一の同名ベストセラーを妻夫木聡と深津絵里の主演で映画化した人間ドラマ。長崎の外れの小さな漁村に住む祐一(妻夫木)は出会い系サイトを通じて佐賀在住の光代(深津)と出会う。逢瀬を重ねる2人だったが、祐一は世間を騒がせている福岡の女性殺人事件の犯人だった……。共演に岡田将生、満島ひかり、柄本明、樹木希林。