先月、福岡県宇美町にあるアパートの駐輪場で自転車のタイヤをパンクさせたとして、このアパートに入居する54歳のアルバイトの男が逮捕されました。男と自転車を所有する男性の妻は、駐輪をめぐる入居者トラブルを抱えていて同様の被害が、これまでに十数回発生しているということです。 器物損壊の疑いで逮捕されたのは、福岡県宇美町宇美に住むアルバイト・松崎寿容疑者(54)です。 松崎容疑者は、先月23日午前2時ごろ、自宅アパートの駐輪場で同じアパートに住む85歳の男性が所有する自転車のタイヤをパンクさせた疑いが持たれています。 現場では、今年5月ごろから、同じ自転車のタイヤがパンクさせられる被害が十数回発生。被害の届け出を受けた警察が、防犯カメラ映像を調べた結果、松崎容疑者とみられる男が自転車のタイヤをパンクさせる様子が映っていたということです。 警察によりますと、被害者の男性の妻と松崎容疑者は、松崎容疑者が所有するバイクの駐輪をめぐる入居者トラブルを抱えていたということです。 取り調べに対し、松崎容疑者は、「駐輪場に行ってタバコを吸ったことは覚えているが、他人の自転車をパンクさせるようなことはしていません」などと話し、容疑を否認しています。