還付金詐欺などの疑いで男女4人を逮捕 神奈川県警

80代の女性など4人に「医療費の還付金を受け取れる」などとウソをつき現金をだまし取ったとして、神奈川県警は52歳の男ら男女4人を逮捕しました。 電子計算機使用詐欺などの疑いで逮捕されたのは、神奈川県海老名市に住むアルバイトの男(52)らあわせて男女4人です。 神奈川県警によりますと男らは去年9月、市役所職員などをかたって80代女性ら4人に電話をかけ「医療費の還付金を受け取ることができる」などとウソを言い、現金を振り込ませたうえ、川崎市内のコンビニのATMなどで現金あわせておよそ373万円を引き出して盗んだ疑いなどが持たれています。 男はだまし取った金を引き出す「回収役」とみられ、知り合いをスカウトする「リクルーター役」や出し子への「指示役」など役割を分担して犯行に及んでいたということです。 事件を巡っては県警が去年11月、だまし取った金をATMから引き出す「出し子」をした疑いで23歳の男を逮捕していて、男の供述やスマートフォンの記録などから男らの関与が浮上したということです。 県警は、捜査に支障があるとして、男らの認否を明らかにしていません。

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