24年11月徳之島の伊仙町で保育士の女性を殺害したとして 18歳の少年が逮捕・送検された事件です。鹿児島地方検察庁は少年の刑事責任能力を調べるため、鑑定留置を行っていましたが、21日、少年の身柄を鹿児島家庭裁判所に送りました。 この事件は24年11月、伊仙町佐弁の住宅に侵入し、保育士の菊池 房子さん当時55歳を刃物のようなもので刺すなどし殺害したとして、18歳の少年が逮捕・送検されたものです。 2人には面識があり、少年は警察の調べに対し、「包丁で刺して殺したことは間違いない」と容疑を認めていました。鹿児島地方検察庁は、刑事責任能力の有無などを調べるため、ことし2月から少年の鑑定留置を行っていました。 地検は刑事責任能力があったかどうかについて、明らかにしていませんが21日、少年の身柄を鹿児島家庭裁判所に送りました。 家裁は6月3日までの観護措置を決めました。今後、保護処分とするのか、検察庁へ送り返す「逆送」とするのかなどの決定が下されます。