麻薬のケタミンを営利目的で福岡空港に持ちこんだ疑いで、マレーシア国籍の22歳の女が逮捕されました。 麻薬取締法違反などの疑いで逮捕されたのは、自称・飲食店従業員のキルティガ マノハルン容疑者です。 警察などによりますと容疑者は5月2日、麻薬であるケタミンおよそ570グラムを、マレーシアから香港経由で福岡空港に持ち込んだ疑いです。 税関職員が容疑者の荷物を調べたところ、スーツケース内のサンダル2足の中に隠されていたケタミンを発見しました。 ケタミンは動物の麻酔薬として使われていますが、2007年に麻薬に指定され、人が使用すると幻覚作用があるとされています。 調べに対し容疑者は、「スーツケースの中にケタミンという麻薬が入っていることは知りませんでした」と容疑を否認しているということです。