”融資詐欺”被害総額は11億円超か 福岡市の男(58)逮捕

融資をうたって、会社役員の男性から4億円余りをだまし取った疑いで22日、福岡市の会社役員の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、福岡市西区室見が丘の会社役員・西川泰永容疑者(58)です。 警察によりますと、西川容疑者は2020年から2024年にかけて、神戸市に住む会社役員の男性(80)から、現金4億800万円余りをだまし取った疑いがもたれています。 西川容疑者は男性に、「世界銀行と受託会社として契約している」「100億円くらい融資できます」などと話した上で、「受託会社の資格を維持するために費用が必要」などと伝え、4年間で177回にわたり、自分の銀行口座に現金を振り込ませ、だまし取っていました。 警察は、西川容疑者の認否を明らかにしていません。 また、同様の手口による被害者は少なくとも100人、被害総額は11億3000万円余りとみていて、余罪についても調べを進めています。

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