住居侵入逮捕の巡査部長を所属長注意、地検は嫌疑不十分 三重県警

他人の住宅の庭に侵入したとして、三重県警は23日、鈴鹿署留置管理課の男性巡査部長(35)を所属長注意とした。巡査部長は同日付で依願退職した。 県警によると、巡査部長は1日午後9時半ごろ、鈴鹿市内の70代男性宅の庭に侵入したとして、住居侵入の疑いで現行犯逮捕された。 巡査部長は健康上の理由で1月から休職していた。県警の調べに対して容疑を認めた上で「何で入ったか分からない」などと話したという。 山本展慶首席監察官は「被害に遭われた方に深くおわび申し上げる。きめ細かい人事管理を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。 また、津地検は23日、巡査部長を嫌疑不十分により不起訴処分とした。「関係各証拠を精査した結果、犯罪の成立を認定すべき証拠が不十分だった」としている。

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