「県警不祥事の詳細説明を」職員から寄せられた意見は200超 再発防止策続く 鹿児島

情報漏えいの疑いで鹿児島県警の元生活安全部長が逮捕され、まもなく1年です。去年から相次ぐ不祥事をうけ、県警の職員からこれまでに200を超える組織への意見などが寄せられていることがわかりました。 これは28日の定例会見で県警が明らかにしたものです。 県警が相次ぐ不祥事の再発防止策の一環で設置した改革推進研究会は、警部補以下の警察官などが本部長に組織の課題などを直接伝えることができる機会で、各警察署や県警本部でこの10か月間に200回以上開かれました。 参加者からは、一連の不祥事の経緯について詳細な説明を求める声や、夜間や休日の勤務体制、人手不足に関する要望など226件が寄せられたということです。 また、県警はこれまでに実施してきた不祥事の再発防止策の実効性を検証するため、おととい26日から全職員およそ3400人を対象にしたアンケートを開始しました。 (県警・西畑知明警務部長)「要望や提言の中には実現のハードルが高いものもあるが、職員それぞれの意識を我々も知ることが出来ていて効果的」 アンケートは来月3日まで行い、集約した意見は再発防止策の向上に繋げる方針です。

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