正当な理由なく包丁を持ち歩いていたとして、28日、清掃員の男が出雲警察署に現行犯逮捕されました。 銃砲刀剣類所持等取締法違反の疑いで逮捕されたのは、島根県出雲市白枝町に住む清掃員の男(65)です。 警察によりますと、28日午後9時過ぎ、男の知人女性から「男が包丁を持って出て行った」と110番通報がありました。 その後、男の自宅付近を捜索した結果、周辺のアパート敷地内で男を発見し逮捕しました。 包丁は刃渡り16.3センチのステンレス製で、柄の部分は木製でした。 警察が男を見つけた時、男は上着の右ポケットに包丁をしまっていて、声をかけると、暴れる様子もなく包丁を地面に置いたということです。 逮捕当時、男は飲酒状態で、「包丁を外に持ち出すことがいけないことだとわかっていた」と、容疑を認めているということです。 警察が動機や詳しい経緯などについて捜査を進めています。