オンラインカジノで賭博を繰り返したとして常習賭博容疑で逮捕された会社員蝶間林誠容疑者(38)が「1日に最大で7億円を賭けた」と供述していることが29日、警視庁保安課への取材で分かった。同課によると、2022年以降の約3年間で総額280億円以上を賭けたとみられ、最終的な収支は約4千万円のマイナスだった。 交流サイト(SNS)などで違法サイトを紹介し運営側から報酬を得る「アフィリエイター」としても活動していたとされる。同課は容疑者が100人以上をサイトに誘導し、運営側から約700万円を受け取ったとみて調べる。 利用していたカジノサイトは賭け金などに応じて称号が得られる仕組みで、蝶間林容疑者は最上位の「ダイヤモンド」だった。自宅からバカラの「必勝法」を記したノートが発見された。逮捕時に口座に残っていたのは約50万円だった。