リン・ラムジー監督が、2011年の映画「少年は残酷な弓を射る」のエズラ・ミラーと再タッグを組むバンパイア映画を準備していることがわかった。 ラムジー監督は米ロサンゼルス・タイムズ紙のインタビューに対し、新作について多くは語れないが、ミラーが主人公を演じると明かした。ミラーはラムジー監督の「少年は残酷な弓を射る」で母親に強い悪意を抱き凄惨な事件を起こす少年役を演じて高く評価され、「ファンタスティック・ビースト」シリーズや「ザ・フラッシュ」などの話題作に起用された。しかし、2022年頃から複数の暴行事件や窃盗容疑などで逮捕され、メンタルヘルスの問題を抱えていることを発表し、表舞台から退いていた。 ラムジー監督は、ジェニファー・ローレンスとロバート・パティンソンを主演に迎えた新作「Die, My Love(原題)」が先ごろカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出され、絶賛評を集めた。同作は精神疾患と闘う母親の苦悩と葛藤を描く物語で、カンヌでのレッドカーペットイベントにミラーも姿を見せていた。