先月、山形県高畠町で起きたひき逃げ事件で、男は業務中ではない時間帯に会社の車を運転し、事故を起こしていたことがわかりました。 この事件は、先月5日の午後7時前、高畠町高畠の道路で軽トラックを運転していた住居不定、無職の男(37)が、バイクに追突し相手に大けがをさせたにもかかわらず現場から立ち去ったとしてひき逃げの容疑などで逮捕されたものです。 昨夜、高畠町高畠の事故現場では、男立ち合いのもと、実況見分が行われました。 事故のあと男は軽トラックを乗り捨てて現場から立ち去り、事故からおよそ1か月半がたった今月20日、神奈川県伊勢原市内の路上で逮捕されました。 男は容疑を認め「怖くなって逃げた」などと話しているということです。 警察によりますと、事故当時男は山形県内で働いていて、勤めていた会社の軽トラックに乗っていた時に事故を起こしたとみられています。 また、その後の取材で、事故を起こしたのは業務時間外だったことが わかりました。 事故後、現場の近くでは車が盗まれる被害があり、その車は東京都内で発見されていたということです。 警察は、男が立ち去った理由やその後どのようにして移動したのかも含め調べを進めています。