知人男性の顔面を殴った北海道音更町に住むとかち広域消防局の消防職員の男(48)が暴行の現行犯で逮捕されました。 男は6月1日午後9時50分ごろ、音更町緑陽台北区の自宅で、近所に住む知人(41)の顔面を1回、殴りました。 警察によりますと、1日午後10時ごろ、現場にいた関係者から「男2人でつかみ合っている」などと通報がありました。 現場に駆け付けた警察官が周囲に話を聞いた上で知人の顔面が赤くはれていたことを確認、男をその場で逮捕しました。 当時、2人は男の自宅で複数の人と飲酒していて、何らかの原因でトラブルになっていたとみられます。 2人は男の自宅に来る前も、どこかで飲酒していました。 調べに男は「つかみ合いになり、もみくちゃになった。相手の顔に手が当たったかもしれないが殴ろうとしたわけではない」と容疑を否認しています。 一方、被害に遭った会社役員の男(41)も現場に駆け付けた警察官の上腕にかみつき負傷させ、公務執行妨害の現行犯で逮捕されました。 男は1日午前10時15分ごろ、現場に駆け付けた警察官(45)が事情聴取をしようとしたところ、突然、激しく暴れ、取り押さえようとした警察官の左上腕部に1回かみつき、負傷させました。 警察によりますと、かまれた警察官は左上腕部から出血。服の下には歯形がくっきり残っていました。 調べに男は「俺はなにもやっていません」と容疑を否認しています。 警察は2人がトラブルになった経緯を詳しく調べています。