タクシー窃盗容疑 市内の17歳少年逮捕/弘前署など

青森県弘前市内で5月20日未明、タクシーの車内に置いてあった男性運転手(57)=同市=のセカンドバッグなどを盗んだとして、弘前署と県警捜査支援分析課、県警サイバー犯罪対策課、県警機動捜査隊は2日、盗みの疑いで、市内に住む農業手伝いの少年(17)を逮捕した。容疑を認めている。市内では19日夜にも別のタクシー運転手が同様の手口で被害に遭っており、同署は関連があるとみて捜査を進めている。 逮捕容疑は20日午前0時50分ごろ、市内のコンビニエンスストアの駐車場に停車していたタクシーに乗り込み、運転手に空を見るよう促した上で、運転手が外に目をやった隙に前の座席に置いてあったセカンドバック1個と中に入っていた手帳2点(時価計約3200円相当)を盗んだ疑い。何らかの方法で後部座席のドアを開けさせ、逃走経路を確保した。少年が逃走した5分後、運転手が被害に気付き、同署に通報した。 19日夜の事件では、タクシーに乗り込んだ若い男が助手席に置いてあった売り上げなど10万円が入ったバッグを盗み逃走した。車内を写したドライブレコーダーの映像には「息が苦しいのでドアを開けて」と言って運転手に後部座席のドアを開けさせたり、「外が明るくないですか」と話して運転手に外を見させたりする様子が記録されていた。

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