札幌市厚別区のスーパーに"合鍵"を使って侵入し、商品を盗み出したとして、61歳の男が逮捕されました。男はこのスーパーを退職したばかりの元従業員でした。 建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区に住む61歳の会社員の男です。 男は1月6日午前3時ごろ、札幌市厚別区のスーパーに"合鍵"を使って侵入し、トイレットペーパーなど2点（販売価格合計796円）を盗んだ疑いが持たれています。 2月24日になって防犯カメラの映像を確認した店長が、商品を持ち出す不審な人物を発見し、警察に「元従業員と思われる男に深夜に店に入られ商品を盗まれた」と通報しました。 男は2024年11月にこの店を自己都合で退職したばかりで、逮捕後の調べに「間違いありません」と容疑を認めているということです。 合鍵が使用されていたことから、男は退職前に鍵を不正に入手、または複製していたとみられています。 警察は、ほかにも男が同様の手口で複数回、商品を盗んでいたとみて余罪を追及しています。