「生活に困り…」空き家からエアコン室外機を盗み換金 57件の被害確認し捜査終結 男女3人摘発 筑豊地区を中心に 福岡県警

福岡県内でエアコンの室外機などが相次いで盗まれた事件で、警察は30代の男女3人を摘発し、総額200万円あまりの被害を確認して捜査を終結したと発表しました。 県警によりますとこのうち、福岡県嘉麻市の会社員の男(32)とアルバイトの女(30)は共謀して去年9月、嘉麻市の空き家から室外機4台を盗んだほか、鞍手町の空き家から室外機3台やヒートポンプユニット1台を盗んだ疑いが持たれています。 警察は男女を今年2月に逮捕し、その後の捜査で女の親族の男(37)も関与した疑いで書類送検しました。 調べに対し「生活に困っていたので盗みをした」などと話し、車で事前に空き家が多いエリアを下見するなどして盗みに入り、盗んだ室外機は金属買い取り業者などに売り監禁していたということです。 被害は嘉麻市や飯塚市、宮若市など筑豊地区を中心に73台に上り、警察は同様の窃盗事件など57件、被害総額206万7000円相当を確認し、このうち4件を検察に送って捜査を終結しました。

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