生成AI（人工知能）で作ったわいせつな画像をSNSのグループで共有したとして、愛知県警が10日、県外に住む50代の男をわいせつ電磁的記録記録媒体陳列の疑いで逮捕したことが、県警への取材でわかった。男は「覚えがあります」と容疑を認めているという。 県警が、生成AIで作られたわいせつ画像を摘発するのは初めてという。 県警によると、男の逮捕容疑は昨年12月26日、約10人が参加するSNS上のグループに生成AIで作った小学生くらいの女の子の全裸のアニメ風画像1枚を共有したというもの。男のパソコンからは他にも同様の画像が見つかったという。 県警は昨年11月以降、未成年の実の娘や養女らに性的暴行を加え、撮影した動画を共有するなどしていたSNSのグループのメンバーを摘発しており、その捜査の過程で今回の容疑が浮上したという。（野口駿）