尾花沢市の住宅で6月19日、身元不明の遺体が見つかり、この家に住む40歳の女が死体遺棄の疑いで逮捕された事件で27日、遺体の身元は女の母親と判明しました。 この事件は6月19日、尾花沢市上町3丁目の住宅で年齢や性別などが不明の遺体が見つかり、この家に住む無職の井苅あゆみ容疑者(40)が遺体を隠したとして死体遺棄の疑いで逮捕されたものです。警察の調べに対し、井苅容疑者は容疑を認めています。警察によるDNA型鑑定の結果、遺体は井苅容疑者の母親の吉田瑞江さん(73)と判明しました。 警察のこれまでの調べによりますと、井苅容疑者は遺体で見つかった母親の吉田さんと2人暮らしで、遺体は発見時、一部白骨化した状態だったということです。 近所の人の話では、およそ1年前から吉田さんの姿が見られなくなったということです。警察は遺体が遺棄された時期や犯行の経緯などについて引き続き調べています。