広島市の小学校の教室で女子児童を監禁し、わいせつな行為をしようとしたとして38歳の教諭の男が逮捕されました。 「わいせつ誘拐」や「監禁」などの疑いで逮捕されたのは、広島市立の小学校教諭、中島健夫容疑者(38)です。 警察などによると今月27日の朝、10歳未満の女子児童に「待っといて」と言い教室のイスに座らせ、手で児童の目を覆うなどして監禁した疑いです。中島容疑者は、自身の下半身を露出してわいせつな行為をしようとしましたが、児童が目を開けたため未遂に終わったとみられています。ほかの児童は授業で別の教室に移動していて、事件があった教室には、中島容疑者と女子児童の2人だけだったということです。調べに対し「おおまかあってます」と容疑を認めているということです。 広島市教育委員会などによると、中島容疑者は3年前からこの小学校に勤務していて、今年度は4年生の担任をしていたということです。市教委によると、わいせつ事案で昨年度は3人が懲戒免職となっていて、対策として全教職員に、わいせつ防止のための冊子を配っていたということです。 【2025年6月30日 放送】