今月16日、松本市の畑の中にあった物置小屋が全焼する火事があり、警察は23日、放火の疑いで塩尻市に住む32歳の男を逮捕しました。 非現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは塩尻市片丘の契約社員の男(32)です。 今月16日午前6時半前、松本市寿小赤の畑の中にあった物置小屋に火をつけ、全焼させた疑いが持たれています。 飯島記者 「現場は畑の中に住宅が点在している場所です。近所の人によりますと小屋は農家の方がわらを置くために使っていたということです」 物置小屋の中には廃タイヤや廃材などが入っていて、火の気がなく、警察が放火の可能性も視野に捜査していました。現場近くにあった防犯カメラの捜査で小板橋容疑者が浮上し逮捕に至りました。 男は容疑を否認しているということです。 また、物置小屋の所有者と面識はありませんでした。今月4日には現場から500メートルほど離れた場所でも物置小屋などが燃える火事が起きていて、警察が余罪も含めて調べを進めています。