アンデルレヒトファンが暴走、上層階から座席投げ込む。ソシエダ主将はUEFAを批判「バカのせいで…」

レアル・ソシエダFWミケル・オヤルサバルは、UEFAの対応を非難している。 3日に行われたヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第2節で、アンデルレヒトと対戦したソシエダ。直近のバレンシア戦(3-0)からGKレミーロ以外の全スタメンを変更すると、開始5分でマリンが先制点を奪う。しかし前半のうちに逆転され、そのまま1-2で敗戦。EL開幕から1分け1敗と勝利がない状況が続いている。 しかし、この試合では事件が発生。試合開始から30分近く経過すると、敵地に詰めかけた一部のアンデルレヒトサポーターがスタンドのスクリーンを破壊、上層階から座席など次々に物を投げ込んだ。試合は一時中断し、オヤルサバルらに加えてアンデルレヒトの選手たちもやめるように訴えていた。 オヤルサバルは『Movistar』に対し、UEFA役員にこの状況を訴えたが耳を貸さなかったと主張。以下のように批判している。 「試合以外でまず言えることは、こんなこと起きてはいけないということだ。結局、スタジアムに来てくれたファンは、4人のバカが物を投げたせいで家に帰らなければならない。こういったことが起きるとわかっていたのに、僕らは許してはいけないんだ」 「15分も(試合を)ストップするように伝えたけど、彼らは何もしてくれなかった。これがUEFAの明確なメッセージだよ。UEFAは対策を講じて、すぐに実行すべきだ。後回しにすることは誰のなんの役に立たない」 なお地元メディア『noticias de Gipuzkoa』によると、暴徒化した5人のアンデルレヒトサポーターが逮捕された模様。3人が公序良俗違反、1人が警備員を攻撃、1人が激しく抵抗したために逮捕、すでに身元も判明していると伝えられた。

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