自宅に遺体を放置か 容疑の51歳逮捕 「母親見かけぬ」と住民通報

女性の遺体を自宅に放置したとして、神奈川県警伊勢原署は9日、神奈川県伊勢原市伊勢原4の無職、井上聡夫容疑者(51)を死体遺棄容疑で逮捕した。「母親が死んでいることに気づいたがそのままにした」と容疑を認めているという。 逮捕容疑は1月16日ごろ、自宅で死亡していた女性の遺体を放置し、遺棄したとしている。同署によると、井上容疑者は70代の母親と2人暮らし。遺体に目立った外傷はなく、同署は母親とみて身元や死因を調べる。 今月8日に近所の女性から「お母さんを最近見かけない」と110番があり、署員が井上容疑者宅に立ち入ると、居間でうつぶせになった遺体があったという。同署は、母親の死後に年金を不正受給していた可能性もあるとみている。【清水夏妃】

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