空き家に侵入して勲章と腕時計を盗んだとして、鹿児島県内に住む22歳の男2人が逮捕されました。2人は県内の5つ市で同様の犯行を繰り返していて、被害総額は合わせておよそ42万5000円に上るということです。 邸宅侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、鹿児島市上谷口町に住む会社員の男(22)と住所不定(本籍いちき串木野市)で無職の男(22)です。 県警によりますと、2人は去年11月、枕崎市の70代男性が管理する空き家に侵入し、勲章と腕時計合わせて2万5000円相当を盗んだ疑いが持たれています。 2人は中学からの知り合いで、「2人で空き家に入って勲章を盗んだ」と容疑を認めているということです。空き家の見守りをしている人から連絡を受けた関係者が警察に通報して、発覚しました。 2人はこの他にも、鹿児島市や指宿市など県内5つ市で同様の犯行を行っていた疑いがあり、被害総額は合わせて42万5000円に上るということです。盗んだ勲章や腕時計はリサイクルショップに売っていました。 取り調べに対し、2人は「遊ぶ金が欲しくて売った」と話しているということです。