遠隔操作ウイルスを記録媒体に保管したとして、京都府警サイバー捜査課と伏見署は18日、不正指令電磁的記録保管の疑いで、住所職業いずれも不詳の男(25)を逮捕した。 逮捕容疑は、正当な理由なく販売目的で昨年2〜5月、東京都渋谷区のマンションで記憶装置のSSD(ソリッドステートドライブ)に遠隔操作ウイルスを保管した疑い。黙秘しているという。 府警によると、男が保管していたウイルス「Venom RAT」はキーボードの操作記録を盗み見たり、ファイルをダウンロードしたりする機能があるという。府警は男がテレグラムを使ってウイルスの販売を宣伝していたとみている。