スイスのFCチューリッヒに所属していたDFバンジャマン・メンディが、契約解除となった。 今年2月にチューリッヒに加入し公式戦8試合に出場していたメンディだが、早期に契約解除という結果となった。クラブはピッチ外の素行を問題視したようだ。4月のバーゼル戦を0-4の敗戦で終えた数時間後、メンディはパーティ会場にいるところを目撃されている。これがファンの反感を買っていた。『Le Matin』はリカルド・モニス監督のコメントを伝えている。 「彼の実力に見合ったパフォーマンスを見せられなかった。彼のフィジカルコンディションは、このリーグの選手に期待されるレベルに達していない」 メンディはマンチェスター・シティに所属していた2021年に性的暴行の疑いで逮捕され、2023年には無罪判決が出たものの、社会的な不信感を残してしまった。『MUNDODEPORTIVO』によると、チューリッヒのファンも決してメンディを歓迎していなかったという。 わずか5カ月で事実上追放されてしまったメンディ。31歳とすでにベテランの域だが、彼のキャリアはどうなるのだろうか。