高級腕時計ブランド「ロレックス」のものに見せかけた指輪を製造、販売したなどとして、京都府警下京署は28日、不正競争防止法違反(著名表示冒用)の疑いで、京都市東山区、貴金属製造販売業の男(30)を逮捕した。 逮捕容疑は、ロレックスの王冠の図形と「ROLEX」の文字を組み合わせた商標が付いたスプーンの柄を使って指輪を製造し、昨年5月、茨城県の男性(32)に2万7800円で販売するなどした疑い。容疑を認めているという。 同署は、ロレックスの非売品とされるスプーンを加工して指輪を製造したとみて入手方法を調べている。男は同種の指輪を製造して、50万円以上を売り上げていたとみられるという。