新潟駅周辺の治安悪化!?「夜なのに結構いる」若者集まり喫煙・飲酒・暴行…中・高校生が逮捕される事件も 警察による警戒続く

新潟駅周辺で今、治安の悪化が問題となっています。新潟の玄関口である新潟駅で何が起きているのか取材しました。 新潟駅南口の駅前広場。ここに7月25日、多くの警察官などの姿が。 【新潟警察署 倉石浩之 署長】 「今年に入り、少年のいしゅう、飲酒、喫煙、集団による暴行・傷害事件、また新潟駅構内または周辺施設内において盗撮・不同意わいせつ等が多発している」 実は今、新潟駅周辺の治安の悪化が大きな問題に。 今年4月から6月末までに新潟駅周辺に関する110番の件数は去年の同じ時期に比べ60件近く増えています。 この新潟駅周辺といえば、おととしから去年にかけ、スケートボードによる迷惑行為が問題となり、新潟市が条例を改正し取り締まりを強化していた場所。しかし、今… 【街の人】 「今まで治安はよかったほうだと思っていたので、急にこういう事件とか多くなると怖いなという気持ちはある」 【街の人】 「楽しいのならいいけど、バイクに乗ったり、家出少年のような人が来ているのはよくない。取り締まるべき」 新潟駅南口広場では夜に少年少女の複数のグループが集まり喫煙や飲酒、集団での万引き、傷害事件を引き起こしています。 その広場には、夜になるといたるところに赤色灯が。ものものしい雰囲気で警察官が警戒にあたっています。 【記者リポート】 「何か会話をしています。注意しているようです」 7月に入ってからはトラブルを仲裁しようとした警察官を押した男子中学生が公務執行妨害の疑いで、さらにはベンチで休む面識のない男性を殴った男子高校生が傷害の疑いで逮捕される事件も。 このため、7月25日、警察や新潟市などが連携し、駅構内や周辺を中心に集中警戒を実施。県外から訪れた人にも、こうした様子は異常な光景として見えているようです。 【横浜からの旅行者】 「夜なのに結構いるんだと。警察が来ると、若い人がわーっとどこかに行ったり」 【新潟警察署 倉石浩之 署長】 「新潟駅は新潟県の玄関口でもあるので、ここでの犯罪抑止対策が他の警察署にもつながっていくし、県でいえば安心して暮らせる安全な新潟の実現のためにつながっていくと思っているので、今後も継続的に実施していきたい」 若者はなぜ新潟駅に集うのか…学校が夏休みに入った今、警察による警戒が続いています。

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