「遊べるよ。1.5で」 売春防止策として道を黄色く塗装した「イエローロード」で・・・客待ち「立ちんぼ行為」を摘発 19~23歳の女5人逮捕 大阪・太融寺

売春目的の客待ち行為が相次いでいる大阪・キタの太融寺エリアで21日夜、一斉摘発が行われました。 このエリアでは去年、道路を塗装するなどしていわゆる「立ちんぼ行為」を防ぐ対策がとられていましたが、最近になって客待ちが増えていたということです。 29日夜の警察による一斉摘発で、売春防止法違反の疑いで逮捕されたのは、19歳から23歳までの女5人です。 女らは、大阪市北区太融寺町の路上で、男性に「遊べるよ。1.5で」などと声を掛け、売春行為をした疑いが持たれています。 女らは容疑を認め、売春目的として「同棲するホストの売り上げに貢献するため」や「アイドルグループのライブ代と遠征代のため」、「手っ取り早く歯の矯正をするお金を稼ぐため」などと説明しているということです。 女らが「立ちんぼ行為」をしていたとされる場所は、去年12月、目立つ場所にとどまることを避けたがる人間心理を売春防止策に生かすため、大阪府警と地元住民が、道路を黄色く塗装するなどした「イエローロード」でした。 大阪府警曽根崎署の川口照治副署長は、「立ちんぼ行為を定着させないことを目指したい」とコメントしています。 イエローロードが完成してから警察が一斉摘発に踏み切ったのは初めてです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加