事業トラック名義貸し疑い、兵庫 運送会社社長逮捕

事業用トラックの「緑ナンバー」を取得させるため、無許可の運送業者に自社の名義を貸したとして、兵庫県警は4日、貨物自動車運送事業法違反の疑いで、同県三木市の運送会社「カマダ運送」社長(38)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。捜査関係者によると、1台当たり月5万円の報酬を得ており、県警は複数業者に貸したとみて調べる。 緑ナンバーの許可は法人などに与えられ、運行や整備に関する国家資格の取得や、5台以上の事業用自動車の登録といった条件を満たす必要がある。 県警は6月、カマダ運送から名義を借りた同県豊岡市の運送会社社長ら2人を逮捕していた。

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