原爆の日の6日、平和記念式典が行われた広島市の平和公園で、警備員に暴行を加えたとして、男2人が逮捕されました。 午前5時55分頃、広島市中区の平和公園の北側で、式典のための警備にあたっていた30歳の男性警備員の足を蹴ったとして、住所・職業不詳の男が逮捕されました。 男は式典にあわせて行われる市民団体の集会に参加していました。午前5時の平和公園の入場規制に伴い、集会の移動を促すアナウンスに応じなかったということです。男は認否や動機などについて、黙秘しているということです。 また、別の警備員に暴行を加えたとして、中核派の活動家の51歳の男も、暴行の疑いで逮捕されました。 男(51)は午前7時35分頃、平和公園北側の歩道で警備にあたっていた、81歳の男性警備員の胸を手で押した疑いです。男は中核派系の団体が開いていた集会の近くにいました。警備員(81)が男に胸を押されて尻餅をついたところを確認した警察官が、逃走しようとした男を追いかけ現行犯逮捕しました。 男は認否や動機などについて黙秘しているということです。 (2025年8月6日11時55分の情報)