高橋文哉が長編アニメーション映画初主演 天海祐希が物語のカギを握る人物を演じる 東野圭吾作品初のアニメーション映画 『クスノキの番人』

東野圭吾原作作品初のアニメーション映画『クスノキの番人』の特報映像とティザービジュアルが公開された。 主人公の直井玲斗役を演じるのは、長編アニメーション映画初主演を務める高橋文哉。物語のカギを握る玲斗の叔母・柳澤千舟役を天海祐希が担当する。 理不尽な解雇により職を失った青年・直井玲斗は、追い詰められた末の過ちで逮捕される。運に身を委ね、将来を思い描くことも、人生の選択を自ら決める意志もなかった。そんな彼に運命を変える出会いが訪れる。 依頼人の指示に従うなら釈放する、突如現れそう告げる弁護士の条件を呑んだ玲斗の前に現れたのは柳澤千舟。大企業・柳澤グループの発展に大きく貢献してきた人物であり、亡き母の腹違いの姉だという。玲斗に、月郷神社に佇む“クスノキの番人”になることを命じる千舟。戸惑いながらも番人となった玲斗は、さまざまな事情で境内を訪れる人々と出会う。クスノキに定期的に足を運び続ける男・佐治寿明。その娘で父の行動を不審に思う女子大生・佐治優美。家業の継承に葛藤する青年・大場壮貴、彼らや千舟と関わるうちに、玲斗の世界は、少しずつ色を帯びていく。 脚本は「ハイキュー!!」「ブルーロック」シリーズ、『僕だけがいない街』などで原作の魅力を余すことなく翻案してきた岸本卓。キャラクターデザインは『ブルーピリオド』原作者の山口つばさと、『かがみの孤城』でキャラクターデザイン協力を務めた板垣彰子がタッグを組み、共にキャラクターを創り上げた。そして美術監督は『天気の子』のほか、アヌシー国際アニメーション映画祭2025で審査員賞を獲得し話題の『Chao』などを手掛けてきた滝口比呂志が担当する。

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