10日午前3時半ごろ、下野市薬師寺の新4号国道で、小山方面に走っていたオートバイの後ろから軽ワゴン車が衝突、さらに別の乗用車も衝突しました。 この事故で、オートバイを運転していた上三川町の50歳の会社員の男性が搬送先の病院で死亡しました。 ぶつかった1台目の軽ワゴン車は現場から走り去りましたが、下野警察署は同日、運転していたフィリピン国籍で日光市森友の派遣社員の46歳の女を、過失運転致死と道路交通法違反(ひき逃げなど)の疑いで逮捕しました。 警察によりますと、事故現場を車で通りかかった男性が「ひき逃げか」と不審に思い、その後、自分の車の前方を走っていた軽ワゴン車を見つけました。 軽ワゴン車が止まった際に男性が女に声をかけ、男性の車に乗せて事故現場まで戻ったということです。 警察の調べに対し、女は「事故を起こして逃げたことは間違いありません」と容疑を認めていて、警察はさらに追及することにしています。