警察官などをかたり4000万円余りを騙し取った疑い 中国籍の自称・解体作業員の男(26)を再逮捕

警察官などをかたって「詐欺に加担していないか調べる必要がある」などと言い、70代女性からおよそ4000万円を騙し取った疑いで、中国籍の26歳の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、千葉市花見川区に住む自称・解体作業員の中国籍の男(26)です。 警察によりますと、男は何者かと共謀し、6月5日ごろから7月19日までの間に、共犯者が埼玉県南埼玉郡に住む70代女性に警察官などをかたり電話を掛けました。 そして「詐欺に加担していないか調べる必要がある」「現金を送ってもらい、その現金のお札の番号で詐欺のお金かどうかわかる」などと言い、女性からインターネットバンキングで現金500万円を送金させたほか、東京都内と千葉県内の集合住宅、計5か所に現金合わせて3560万円を宅配便で送らせたということです。 その後、男や共犯者が送られてきた現金を受け取り、騙し取った疑いが持たれています。 男は同様の手口で新潟県三条市に住む70代女性から現金を送らせて騙し取ろうとしたとして、詐欺未遂容疑で7月に逮捕されていて、その後の捜査で今回の犯行への関与が判明したということです。 警察は捜査に支障があるとして、男の認否を明らかにしていません。

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