被害額は4060万円 埼玉県の70代女性から現金をだまし取った疑いで中国籍の男(26)を逮捕 男は新潟県で詐欺未遂疑いで7月にも逮捕《新潟》

埼玉県在住の70代の女性から現金合計4060万円をだまし取ったとして13日、千葉県に住む自称、解体作業員で中国籍の男(26)が逮捕されました。 警察によりますと去年6月から7月に、男と共謀したほかの者らが警察官などを名乗り、女性に「詐欺に加担していないか調べる必要がある」「現金を送ってもらい、その現金のお札の番号で詐欺のお金かどうかわかる」などと複数回にわたり、うその電話をかけたということです。 その後、女性に対して、インターネットバンキングで現金500万円を送金させ、さらに宅配便で東京都と千葉県内の集合住宅計5か所に現金3560万円を送らせ、男が受け取りだましとっていました。 男の持ち物が手掛かりとなり、今回の事件が発覚。被害にあった女性は警察に届け出をしていなかったということです。男は、新潟県三条市在住の70代の女性から現金をだまし取ろうとした詐欺未遂の疑いでことし7月19日に逮捕されていました。 警察は、男が“トクリュウ”(匿名・流動型犯罪グループ)の「受け子」であることを視野に入れて捜査を続けています。

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