警察官名乗る電話を受けた男性、最後に言われた言葉で詐欺被害に気付く 兵庫

20日午前、兵庫県加古川市の会社員の男性(51)が「警察官を名乗る男に現金736万円をだまし取られた」と県警加古川署に届け出た。男性は電話で指示された通り現金を振り込んだ後、相手方から「何かおかしいと思いませんか」と言われ、被害に気付いたという。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、8月19日正午ごろ、男性の携帯電話に警視庁の警官を語る男から「資金転送事案で被疑者になっている」「信用調査するので指定口座にお金を振り込んでください」などと電話があった。続けて同県警の警官を語る男から「逮捕状が出ている」などと言われ、指定された口座にスマホからインターネットバンキングで現金736万円を振り込んだという。

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