警察官かたる男からLINE「確認のため資金移転を」 51歳男性が2195万円だまし取られる

警察官らをかたる何者かに犯罪収益への関与をにおわされ、預金の確認名目で現金2195万円を詐取されたとして、神戸市灘区に住む会社員の男性(51)が22日、兵庫県警灘署に被害を届けた。 署によると7月25日、男性の携帯電話に自動音声で「電話を差し止める」との着信があった。その後、LINE(ライン)でのやりとりも加わり、総務省の職員や警察官、検察官を名乗る男らから「犯罪収益の送金名義人になっており逮捕状が出ている」「預金確認のため資金移転を」と求められた。 男性は7月28日~8月18日、金融機関のATMで18回にわたって指定された口座に現金を振り込んだ。8月19日に相手と連絡がつかなくなったため、灘署に相談したという。

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