風俗スカウト団体「アクセス」 女性斡旋容疑で新たに幹部逮捕、4年超で3億円得たか

全国の性風俗店に女性を斡旋(あっせん)し摘発を受けた巨大スカウトグループ「アクセス」を巡る事件で、警視庁保安課は職業安定法違反の疑いで、アクセス幹部で住所不定の無職、内田侑希容疑者(37)を逮捕した。容疑を認めている。 同課によると、内田容疑者はアクセスに存在する3チームのうち1チームのリーダー。令和2年以降に他のスカウトグループからアクセスに合流し、約4年10カ月で3億円ほどの収入を得たとみられる。昨年、アクセスが摘発を受けてホテルを転々としていたが、今月中旬にチームのナンバー2の男が逮捕された上に所持金も尽き、東京都内の警察署に出頭した。 逮捕容疑は共謀の上、6年2~4月ごろ、大分県別府市のソープランドに20代女性ら3人を斡旋したとしている。 アクセスは性風俗店約1800店と契約し、SNSで勧誘した女性を仲介。5年間で推計約7万8千人を斡旋し、店から得る紹介料「スカウトバック」などにより、約60億円を売り上げていた。

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