長野県下諏訪町の住宅の車庫から、タイヤ4本を盗んだとして、町内に住む52歳の男が逮捕されました。周辺ではタイヤが盗まれる被害が急増していて、警察は男の関与を捜査しています。 盗みの疑いで逮捕されたのは、下諏訪町の無職 篠塚誠一容疑者52歳です。 調べによりますと、篠塚容疑者は今月20日から21日までの間に、町内の住宅にある鍵のついていない車庫から、スタッドレスタイヤ4本=時価およそ15万円相当を盗んだ疑いが持たれています。 篠塚容疑者は容疑を認めていて、転売する目的だったとみられています。 周辺の地域ではタイヤが盗まれる被害が急増しています。諏訪警察署管内では、今年に入って先月まで被害はありませんでしたが、今月は6件。また、岡谷警察署管内でも先月まで1件だけでしたが、今月は6件の被害が確認されているということです。 いずれもカギがついていないか、またはカギがかかっていない車庫や物置、軒先などから盗まれるなど同じ手口の犯行だということです。 警察は篠塚容疑者に複数の余罪があるとみて、関与を調べています。 警察はタイヤの保管について、施錠や人目につかない場所に置くことを呼びかけています。