山口県長門市は27日、事務職員の男性(54)が酒気帯び運転とみられる状態で事故を起こしたと発表しました。 市の総務課によると、経済産業部農林水産課の職員は今月17日午後10時ごろ、自宅で夕食とともにサワー3本(350ml、アルコール9%)を飲み、18日午前1時半ごろに睡眠導入剤を服用して寝ました。午前7時40分頃、意識がもうろうとした状態で、仕事に行こうと乗用車を運転した直後に別の車にぶつけ、しばらくして国道191号で路側帯に乗り上げ、さらにガードレールに接触する事故も起こしました。 その後、出勤して仕事をしていましたが、午前10時ごろに自身の乗用車の異常に気づき、記憶がよみがえったため、休暇をとって帰宅。最初にぶつけた車の持ち主が警察に通報し、駆けつけた警察官が検査をしたところ、基準値を超えるアルコールが検出されたということです。 職員は「公務員として自覚が欠落していて、多くの方に迷惑をかけた」と反省のことばを口にしています。 職員は逮捕されず、現在警察が捜査を進めているということで、市は捜査の結果を待ってから処分を検討するいうことです。